年金相談は年金事務所へ行こう

社会保険労務士からのワンポイントアドバイス


年金はひとりひとり違います。
生年月日、性別、加入している年金制度、制度の加入年数、既婚者か未婚かで異なる事があります。

まずは、情報を取得しましょう
1 日本年金機構のHPは情報満載
2 自分の記録にアクセス
3 年金事務所で無料パンフレット入手
4 年金定期便に目を通す

詳しくはHPで
日本年金機構のHPはコチラ

http://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/yakuwari/20150518.html

年金をもらう前に50歳を過ぎたら年金事務所に行こう!


1 50歳を過ぎたら年金額の試算が可能です。
 ・人生設計の一助に。 
2 年金請求の年齢が近づいてきたら一度は行こう。
 ・請求書に添付されている説明文はわかりにくいので、
  事前に年金事務所に電話して、必要書類を 問い合わせるか、
  足を運び事前に見込み額まで試算して貰うのがおすすめです。

人生のターニングポイントに行こう!


3 共働き夫婦の方。厚生年金加入期間が20年到達前に。
 ・加給年金の確認をした上で、働き方を決めては?
4 65歳未満で、会社に勤務してそろそろ44年になる方
 ・長期特例に該当していないか確認を。
5 会社を 退職する前に。
 ・年金の事を 把握して方向性を決めるのもいいと思います。

年金事務所に出かける準備をしよう


1 身分証明書(顔写真つき)を 持って行こう。
無いときは、健康保険証、年金手帳、年金証書、通帳、クレジットカード、機構からの通知書等2種類で確認します。(間違っても手ぶらはダメです。)
2 家族の記録確認、相談、手続をしたい方。委任状を持参してください。
不備だと記録について聞けません。

 

様式はコチラ↓
日本年金機構のHP

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/kyotsu/20140306.html

※ご注意

委任状は、委任する人が必ず手書きで署名、押印、パソコン入力不可です。

委任内容を必ず記入してください。不備があると受け付けられないことがあります。


3 予約もできます。基礎年金番号と要件を伝えます。
「年金がもらえるか調べたい。」など。
4 あらかじめ自分の職歴を調べておきましょう。
(被保険者記録照会回答票を出力してもらい、比べてみると良いかもしれません)
5 疑問点や質問事項を まとめておきましょう。

(聞けずに終わったらもったいないです)

ワンポイントアドバイス注意点


・年金事務所は朝がたがすいています。
・相談は30分を目安に。
・めんどくさいはダメ。

ご家族がお亡くなりになったとき


役所への死亡届けは、遺族が提出に行きましょう。
(体調が悪い時は役所の様式の委任状を書いて身内にお願いします。)
葬儀屋さんに依頼すると役所は年金についての案内をしません。
かえって2度手間です。必要書類は戸籍以外だいたい役所で揃います。